WEB制作の営業先の基本は下記の4つ
1)知りあい
2)CS(クラウドソーシング)
3)WEB制作会社
4)エンドクライアント(直請)
それぞれの詳細について下記に開設していきます
知り合い
自分の今までのリアルな知り合いから、ホームページの制作などを頼まれるケース。
WEB制作を始めた旨をアピールすることが大事である。
単価はその状況に応じて格安から適正価格までまちまちである。
1)メリット
①案件受注前から人間関係ができているので、コミュニケーションが取りやすく、仕事がやりやすい
②サイト新規制作又はリニューアルの場合、駆け出しでも、提案から公開まで一連の流れを経験できる
③駆け出しがやりがちな細かいミスも大目に見てくれる
2)デメリット
①提案して失注になった場合、または大きなトラブルが起こった場合、知り合いとしての人間関係が
悪くなることがある
②個人事業主の知り合いがいない場合は難しい
CS(クラウドソーシング)
クラウドソーシング上で出ている案件に応募して、案件を受注する。
1)メリット
①実績がなくても案件を受注できること。駆け出しの人がコミュニティに所属していなくて、案件を持っている
知り合いもいない場合、まずCSで案件を受注するのがいい。
②サイト制作の案件の関して言えば、デザインこみの案件が多く、デザインとコーディングまんべんなくできる
人にとっては有利。クラウドソーシングで実績と経験をつみ、制作会社営業を経ずに、エンドクライアント(直請)
にステップアップする人もいる
2)デメリット
①駆け出しの人がまず検討する営業先ということもあり、競合が多い
②単価が非常に安い
③発注者のリテラシが低いことが多く、トラブルになりやすい
④サイト制作の案件の関して言えば、デザインこみの案件が多く、コーディングしかできない人にとっては
案件がとりにくい。
駆け出しの人が、まず実績や経験を積むのにはいいが、フリーランスとして長年やっていくには単価的に
厳しい。ほとんどの人が制作会社営業もしくはエンドクライアント(直請)に移行する。
制作会社営業
WEB制作会社に対して、営業メールを送り、制作会社が抱えている案件の一部を受託する。
今現在、WEB制作営業の王道、主流と考えられている。
1)メリット
①営業手法やルートが確立されている。また先人が多い
②営業方法自体はシンプル
③単価もCSと比べれば適正である
④コーディング、デザインなど単体のスキルがしっかりしていれば受注できる
従って、コーディングを極めたい、デザインを極めたい人には勧められる
⑤継続案件が期待しやすく、信頼を積み上げれば収入が安定する
2)デメリット
①営業手法やルートが確立されている分、やり始める人が多い。その分競合が多く、駆け出しの人にとっては
なかなか業務提携や案件に繋がらない
②高い技術スキルが求められる
③テンプレートメールを送るので、営業スキルが身に付きにくい
④納期が短いことが多い
⑤制作会社によって、制作環境やコーディング規約が違うことが多く、それぞれ対応する必要がある
⑥差別化するのに、かなり工夫が必要
エンドクライアント(直請)
個人事業主や中小企業に直接営業し、案件を受注する。今後WEB制作フリーランスの間でも、少しずつ浸透していく
と思われる。
1)メリット
①制作会社やプラットホームを介しないので、中間マージンがとられることがない。従って単価が高い
②サイト制作の方向性や仕様を自分で決めれ、また提案から公開まで一貫して行うので、やりがいがある
③制作会社案件と比べ、納期が比較的ゆるい
④クライアントから直接感謝されることが多い
2)デメリット
①案件受注のためには、営業力・提案力が必要
②担当する業務は幅広いので、初心者には厳しい
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